初心者用設定ソフト。SSD導入前のチェックと導入後のケアをワンタッチで実施。パソコンは難しくて良く判らないという人のため簡単ソフトです。SSDの 寿命はWindowsの設定により3倍以上、急速に寿命が縮みます。この設定をチェックし最適な設定にします。 Windows10対応171207版 Ver4.3配布開始
![]() | Windowsの初期設定はハードディスク用になっています。これに気が付かないとSSDの寿命が3倍以上早く消耗しかねません。これを解決! 個人の利用者に無料配布します。 –> ダウンロード |
![]() | 弊社と特約店契約を結んでいる店舗、ベンダーには本ソフトをブランディングして無償提供します。希望者はお問い合わせください。 –> お問い合わせ |
1. 「SSD最適化」とは
SSDの導入に当たり気をつける事柄を自動設定するフリーウェアです。5つの機能を提供します。
- SSD化を検討している方に換装の準備作業と、必要な空き容量の計算します。
- アライメント問題、ディスクの接続方式(AHCI/IDEの違い)をレポートし、SSDの適切な選択情報を提供します。
- SSDを導入した方にはOSの設定をSSD向けに最適化します。
- ECCリフレッシュ励起機能を実装。SSDを構成するNANDメモリの荷電をリフレッシュします。
- 資料室を実装。ナレッジウェアです。動画による情報を提供します。
最新版の新機能 「ECCリフレッシュ励起機能」を実装
ECCリフレッシュ励起機能とはNANDメモリの荷電をリフレッシュする仕掛けです。
姉妹品「SSDブースター」のこの機能は非常に重要なためSSD最適化設定に特別に実装しました。
SSD最適化設定の上位の機能を備える「SSDブースター」の導入を検討ください。
SSDを構成するNANDフラッシュメモリは時間がたつと電気が抜けていきます。
これより常に水を継ぎ足して水位を保つ必要のある穴の開いたバケツに例える事ができます。
電気が抜けてデータ化けが起きると読み取り時にECC(自動エラー訂正)という機能が作動して訂正して事なきを得ます。ECCリフレッシュとは電気抜けのエラーがECCによる訂正限界に到達するまえリフレッシュする機能です。
この励起機能はSSD上の全ファイルを読み取る事によりSSD内蔵コントローラにECCリフレッシュの必要なメモリを教える機能です
・SSD化、SSD導入に当たりシステムディスクの健康状態をリサーチ、クローン方法の選択をアシストします。
![]() | ■長所 |
![]() | ■長所 ・万能、制約がない。 ■短所 ・初心者には操作が難しい煩雑。 |
![]() | ■長所 ・簡単、初心者向け ■短所 ・OSが傷んで要ると失敗する |
最新版はシステムディスクを状況を調べます。ユーザはディスクの状態を確認して迷う事なく最適なSSDへの換装を実現します。
・ディスク換装用保護装置を装備
![]() | 最新のWindowsは初期値のまま、ディスクを交換するとPCが壊れる可能性があります。 これは高速スタートアップと言って、シャットダウンしても実際にはスリープ状態が原因です。
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最新版はシステムディスクのOSを確認し、安全にディスクを交換できるようにします。
SSD最適化設定を作った理由…
32GBのメモリを搭載した「SSD寿命カウンタ」のテスト機がある日、急に約30GB近い書き込みが発生しました。原因を追究するとスリープが原因でした。このPCの場合、3回スリープしハイバネーションがかかると約100GBの書き込みが発生します。これではSSDの寿命が幾らあっても足りません。この状態ではSSDの寿命を計測するどころの騒ぎではありません。これは大変と「SSD最適化設定」を作りました。無料配布します。活用ください。
■SSDの寿命を急速に消耗させるハイバネーションをOFFにする
ハイバネーションがONになっていると、完全にスリープ状態になるごとにメモリ容量分、SSDの寿命が 削れます。一日平均6GBと言われるSSDの書き込み量です。現在の一般的なPCはメインメモリが8GBが多いと思います。この場合、ハイバネーションが かかると約6GBの書き込みが発生します。つまり一回のスリープで一日の寿命が削れることになります。2回ハイバネが作動したら3倍速で寿命が尽きます。
■SSDのデッドスペースを節約する
Windowsは使っているうちにディスクの容量がどんどん減ります。これをケアするディスクのクリーンアップを提供します。
- 使っているうちにゴミが堆積するTempファイルの消去機能を実装。
- 仮想メモリ、ハイバネーションなど数GB~十数GBを消費するシステム関連を最適化。
- ディスク全体の構成比率を円グラフにて表示します。
SSD化を検討している方には移行前の事前準備をアシストします。SSDの利用者には日々のメンテナンス機能を提供します。
■SSD化を検討している方には必要なSSDサイズを見積もりします
ハードディスクをそのままSSD化しようとするととんでもない金額になってしまいます。
本機能は事前にクリーンアップに実際に必要なSSDのサイズを見積もります。安くSSD化したい方をアシストします。
■プリフェッチ、スーパーフェッチの自動設定
Windowsにはプリフェッチ、スーパーフェッチという機能があります。これは良く使うファイルをメモリに先読みしておき高速化しようという機能です。この機能はSSDは高速のため不要といわれています。これに対して自動設定します。
- XP, Windows8では特に何もしない。
- VISTA, Windows7で実装メモリが3GB未満の時に自動でOFFにする。
- VISTA, Windows7で実装メモリが3GB以上の時は何もしない。
■TRIMを有効にする
TRIMはSSDを効率良く使用するよう出来た機能です。TRIMを明示的にONにします。
■LPM(省電力設定)のアシスト
LPM問題と言われています。これはいわゆる相性問題の一種です。本ソフトは接続しているディスクがLPMに対応しているかチェック確認します。LPM問題が起きたらワンタッチで省電力設定を切れるようアシストします。
■デフラグの設定
デフラグとはディスク装置のメンテナンスソフトです。ディスク装置は使用しているうちに内部のデー タがちらかり速度が遅くなります。デフラグはこれを整理整頓して高速化します。デフラグはSSDとHDDで効果的な掛け方が異なります。本ソフトはデフラ グの設定をアシストします。
Windows8ではONが推奨です。それ以前のOSではデフラグの自動実行はOFF推奨です。まったくかけないのは良くありません。たまには手動でデフラグしてください。
SSDのデフラグはSSD専用のデフラグ機能を備えた物の使用を推奨します。WindowsXP,VISTA,7のOS標準のデフラグは常用すべきではありません。
SSD用には「SSDブースター」をご利用ください。SSDブースターは当日、書き込みのあったファイルだけ狙い撃ちして最適化する機能を提供します。
■アライメント(不整合)問題のレポート
XPからVista, 7にグレードアップしたユーザに起きる問題としてアライメント問題があります。
XP以前でOSのインストールはハードディスクのアクセス単位である512バイト1セクターに合わせて行います。
対してSSDでは概ね512KBあるいはその倍数のブロック(※1)で行います。
このためにWindowsのアクセスが複数のブロックにまたがり、かみ合わせが悪くなり負担が増えます。
※1. ブロックとはNANDフラッシュメモリを消去する単位で事実上のSSDで一番効率良くアクセスできる単位です。
アライメント問題はSSDに換装してから対策を立てるのは初心者には負担が高いです。
しかしシステムディスクをSSDにクローンする時でれば簡単に対処できます。
事前にアライメント問題の発生の可能性を調査し、SSD化する時にアライメント問題の自動調整機能を装備したマイグレーションソフトを使用するべきか否かをレポートします。
■IDE/AHCI接続のレポート
ディスク装置の接続方式は従来のIDE方式からSATA2になりAHCIという高速の接続方法が追加されています。
SATA2/SATA3で統一したハードウェア構成の場合はAHCI方式を選択して高速化できます。
現在のディスクがIDEかAHCIかをチェックする機能を提供します。
およびワンタッチでこれを切り替える機能を提供します。
SSD化前においては現在の接続方式から最適なコストパフォーマンスのSSDを判断する材料を提供します。
AHCIを使用可能なハードウェア構成においてIDE接続しているユーザには最小の手順で設定の変更を提供します
2. 操作方法
操作は簡単です。基本機能は3つのボタンに集約しています。各機能はウィザード化されており、絵による説明を受けながら設定できます。
もちろん手動設定もできます。
【SSD最適化設定のマニュアル画面】
【ディスクH/W構成調査のマニュアル画面】
3. ダウンロード
![]() | –> ダウンロード |
対応OS:Windows XP, VISTA, 7, 8, 10
※TRIMはWindows7からOSが対応しています。以前のOSはTRIMに未対応です。
【変更履歴】
2017.12.07 Ver4.3 を配布開始。SSDの実際の動的ベンチマーク機能を搭載。
2017.09.25 Ver4.2 を配布開始。SSD資料室を追加。Webと連動して動画にてSSDの資料を提供。
2017.09.17 Ver4.1 を配布開始。NANDメモリの荷電リフレッシュ機能を搭載。
2016.04.10 Ver3.4.1.1 を配布開始。SSD化、SSDの導入をアシストする機能を追加。
2016.02.21 Ver3.3.3.2 Windows10対応。従来8と10の区別が付いていなかったが区別するロジックを入れた。
およびディスクの構成を2回以上取得すると本ソフトが異常終了する症状が出るPCがあるため一回のみ情報を取得するように修正。
2015.05.14 Ver3.3.2.4小改良を加える。
2015.04.24 Ver3.3.2.3 MBR/GPT識別機能を強化。MBR形式の時、Windows7はダミーでGPT管理テーブルを作る。
この形式がディスクの容量により曖昧に変化する事に対処する
2015.03.21 Ver3.3.1.0 ディスクの使用状況調査にオンラインガイドを付ける。
2015.03.13 Ver3.2.0.2 表示の小改良を実施。
2015.03.10+1 Ver3.2配布開始 2015.02.09 Ver2.1配布開始 2015.02.08 Ver2.0配布開始 2014.10.25 初出