1995年 Windows95<=>Appleマッキントッシュをピアツーピア接続する擬似LAN「XIN/XOUT III」の開発。
1995年 Appleコンピュータに「DataPot変換ライブラリ」/漢字Talk7.5(MacOS7.5)に標準バンドル向け開発。

マイクロソフトのベストセラーOSである「MS-DOS」が終了して、後継となる“Windows95の時代”が到来した。Windows95に対応するアップグレード改良版「XIN/XOUT IIIを手掛けた。

そんなある日、Apple社から連絡があった。近く発売する新OS「MacOS7.5」で新しい機能を追加したいという。内容は任意のアプリがファイルへアクセスすると、その間に介在するというもの。一般のアプリとドライバソフトの中間に位置するものだ。Apple社は弊社(Apple系)の開発会社を探し、関連技術を備えた企業が“電机本舗だけだった”と説明し、ぜひ提携したい、という白羽の矢が飛んできた―!。その依頼は日本国内向けに新機能を活用したソフトを作って欲しいというオファーだった。

開発期間はわずか2ヶ月。仕様書も朝令暮改(ちょうれいぼかい)で間違いも多く、仕様書通りに作るとOSがクラッシュしてしまう。確か、サンプルプログラムも動かなかったように記憶している…。

そんな依頼で開発は難航を極めたが、サンプルプログラムのソースコード(テキスト形式の設計図)を観ていると、致命的な記述ミスを見つけた!このミスは当然のようにマッキントッシュがクラッシュする性質のもので、動くわけがない。どうやらサンプルプログラムをテストしていないのか…と問合せしたところ、どうやらApple社内では偶然、動いていたものらしい…。ミスを手直すとサンプルがスルスルと動き始めた。作動するサンプルを手に入れば、後は簡単。機能を追加していけばよい。このソフトウェアは漢字Talk7.5(MacOS7.5)の出荷分をライセンス制の契約で提供することに至った。