2004年 Windows用ディスク暗号化ソフト「PeopleLock Ver.1」の開発。
2006年 Windows用ディスク暗号化ソフト「PeopleLock Ver.2」の開発。
2007年 攻勢防壁、暗号化ソフト「PeopleLock3」の開発。
2007年 「Peopleネットワークマスター」の開発。

インターネットの起源は1973年に遡るが、1999年のインターネットはvBNSへの接続が拡大許認可、世界規模のTCP/IPネットワークの整備から5年を経て、インターネットの通信総量が70%以上を越えた2004年(2007年には通信総量が97%に成長)、インターネットの商用化、民営化、接続の拡充と共に、一部のマニア向けの高額な玩具だったパソコンが、大手企業のみならず、中小企業のオフィスにおいても事務処理や情報伝達手段として、1人に1台の専用パソコンを設置することが常識となった。その一方で情報処理において、機密性の高い情報や個人を特定する情報管理、取扱いについての体制整備、インフラ整備が追随せず、特に個人情報を取扱うサービス業を始め、情報の漏えい、情報の改ざんなど、社会問題としてニュースで注目されるようになってきた。

そんな現状、問題を受けて、“パソコンに鍵を掛け、ディスク装置の情報を保護にするにはどうするのか?”と。誰しもが思いつくのは、まず施錠はパスワード式のもので、従来からあったが、煩雑で実用化に供さない。実際にあった事象だが、東京都の某公共団体に出向くとオフィスの壁にパスワードの張り紙がしてあった…。運用できない施錠方式では、全く意味がなく、運用はできない。「パスワード式はいろいろと無理があるのではないか…。」あれこれと模索している内に1つのアイディアに辿りつき、USBメモリを使用して、“USBメモリを接続した時だけ、パソコンが使える(起動する)ようにして、取り外すと使えなくなるそんなものなら運用できるのではないか!?またパソコン一式を丸ごと盗まれた時はどうするか???内蔵するディスク装置を直接、抜き盗られたらどうするか…を考えると、ディスク装置は通常通り、何事もなかったかのように、普通に使用できてしまう…。たとえ、パソコンやディスク装置が盗難の被害にあっても、分解されても読めなくすることができないか…。

このようなシチュエーションに対応した、“情報漏えいに応えるソフトウェアとして「PeopleLock」を開発”した。

本ソフトの機構的にはデバイスドライバ方式で開発。デバイスドライバというのは、OS用にハードウェア専用の制御ソフトとして作るもの。OS本体がクライアントとなるために、従来のアプリとは作りが異なる。開発に当たり、Windowsのデバイスドライバ形式の変遷に強く影響を受ける、そんな事態に直面することになった。Windows95から本格的なWindowsの出荷となるのだが、95、98、MeまではVxD(Virtual Device Driver, VxD)形式。2000、XPからはWDM(Windows Driver Model)形式となり、互換性がない。本ソフトはWDMで開発した。

Ver.2より“FD、HDD、CD-ROMへのディスク全体、あるいはファイル単位の暗号化にも対応するアップグレード強化版として開発”。またVer.3では“攻勢防壁によるウィルス対策の強化をするアップグレード版として開発”した。パソコンによるインフラ整備が充実期を迎えた2007年に業務効率や情報管理に注力され始め、“PeopleLockのネットワークドライブの暗号化版を開発”した。誰もが閲覧できる共有ディスクにおいて、“自分のフォルダ内だけ、暗号化する仕掛けとしてソフトウェアを提供”するもの。オフィスで作業をする不特定多数の人材がPCのデータをバックアップしようとしたら、その選択肢がネットワークドライブに限定されるもの。そのままバックアップができてしまうと誰しもが情報を閲覧、見れるようになってしまうのでは困る…。まして情報漏えい、情報改ざんまで簡単にやれてしまうのでは、問題が大きい。本ソフトは社内インフラのセキュリティ対策として需要が大きく、開発するに至った。

本ソフトウェアはテレビ東京(WBS)のワールドビジネスサテライト“トレンドたまご”で紹介、放送された。「USBメモリーで情報を暗号化!暗号化されたPCロック解除はUSBを解除キーとして簡単活用!PeopleLock」。