2018年 Intel社用SSD/EX.ブランド向け「SSD_TURBO_BOOST /SSD Turbo Booster(SSD ターボブースター)」のOEM開発。

パソコンのバリエーションは様々な用途、シーンを想定して、新商品がラインナップされ、特にOSの高機能化によって、HDDの大容量化、SSDを標準装備とするものが登場。またクラウドの整備や次世代通信5Gへの移行などを背景に、娯楽を中心としたコンテンツサービスが充実期を向かえ、益々、ユーザの追求はPCの高速化によるハイグレードモデル、モンスターマシン志向へ進むのかも知れない。そんな時流の中、CFD販売社から連絡があり、「インテル社用のSSDを基盤とする“EX.ブランドを立ち上げたい”そのIntel製SSDに、弊社(電机本舗)が開発した「SSD_TURBO_BOOST(SSD Turbo Booster)」を標準バンドルとして、採用したい。」というオファーだった。既存の「SSD_TURBO_BOOST」をベースとして、SSDに関連する各種研究開発のプロセス、英知を総結集する大幅な改修となる開発だった。(※仕様の詳細は機密事項であり、NDAにより非公開)

弊社が開発した「SSD_TURBO_BOOST」の前身は2009年7月にリリースした、SSD/HDD高速化プチフリ対策「プチフリバスター」、翌年の4月に快速Super Drive「プチフリバスターDuo drive Ver.2」、同年の9月にOS管理外メモリ活用、高速化「プチフリバスターDuo drive Ver.3」を開発し、以降、ほぼ1年ごとにアップグレード、強化版を提供してきた経緯があり、本ソフトウェアはその後継商品Ver.6として、改称したものである。

「SSD_TURBO_BOOST(SSD Turbo Booster)」の主な機能は次の通り。
  • 1.余剰メモリを活用し、新次元の高速化を実現。
  • 2.M.2必携、オーバーヒート防止機構を実現。(※2018.6 新機能として採用)
  • 3.快適に、安心してSSDを活用できる必須のファイルチェック機能を実現。
  • 4.SSDを活用できる必須の総合メンテナンス機能を整備。

本ソフトウェアの開発はSSD関連において開発した単体ソフトの成果物を個別に纏める形式で採用し、本体となる「SSD_TURBO_BOOST」に各プログラムをシームレスに連動する形式とした“総合SSD支援ツールソフトとして制作、完成した。このOEM仕様をCFD販売社へ提供し、“CFD IntelR製3DNAND採用SSD 256GB”“512GBのリリースに至っている。また最新モデルでは、ディスク容量の2TB超過に対応した最新Intel製SSD用「SSD_TURBO_BOOST」強化版を提供している。

驚きと共に、意外に思われるかもしれないが、Windowsの内部のディスク装置は“SCSI”(1979年考案: Shugart Associates System Interface)の仕様で、現在も稼動している。このSCSIは、主にApple社のMacintoshで採用された接続仕様であり、Windows系では“IDE規格”として実装されている。IDE仕様と提唱しつつも、内部ではSCSIの命令に従って制御している。小生は規格策定者ではなく、ソフトウェア開発の現場において、実装を任かされているため、“IDEとはどのようなものなのか”と思いつつ、実際のWindows内部の情報を見て観ると、“10バイトSCSIで作動している事実を観ることになった…”。さて、この10バイトSCSIに対応できるディスク容量は2TBバイトまでであり、2TB超過ではWindowsの16バイトSCSI仕様により制御を実現している。Intel系列のSSDは、現時点ではまだ2TB未満であるが、近い将来の計画では2TB以上の仕様をリリースする想定をしている…という。従って、最終的には10バイトSCSI / 16バイトSCSI両対応とすることを上梓(じょうし)した。この系統の考察からディスク装置のポテンシャルは、理論上、約9000TBまでは対応できることになる。