2004年 FDで起動するPCデータの完全消去ソフト「DiskKiller(ディスクキラー)」シリーズの開発。
2005年 CD-ROM するPCデータの完全消去ソフトおよび消去証明書発行機能を装備した「DiskKiller Ver.2」の開発。

インターネットが定着し始めた2004年頃、個人情報を取扱うサービス業を始め、情報の漏えい、情報の改ざんなど、社会問題が増大化する傾向にあり、セキュリティ環境を構築する支援ソフトとして、“PeopleLock”を開発、リリースしたが、PCの処分に伴う記憶装置のデータの廃棄処理について気になり始めた…。パソコンを廃棄するにあたって、ハードディスク内に格納されたデータ処理がきっと問題になる…。個人を特定する電子メール、クレジットカード、銀行などの各種金融情報など、データが詰まったまま廃棄する訳には行かない…。パソコン廃棄時にハードディスクのデータを全て消去するソフトウェアとして、「DiskKiller(ディスクキラー)」を開発した。

当時、FD(フロッピーディスク)が最もポピュラーなメディアであり、FDでパソコンを起動して、ハードディスクを消去するという手法を採用、本ソフトを制作した。2005年4月1日に個人情報保護法「取扱件数に関係なく、個人情報を個人情報データベース等として所持し、事業に用いている事業者は個人情報取扱事業者とされ、個人情報取扱事業者が主務大臣への報告やそれに伴う改善措置に従わない等の適切な対処を行わなかった場合は、事業者に対して刑事罰が科される。」が全面施行し、この法令を受けて、2005年9月に「DiskKiller Ver.2」を開発、CD-ROM にてパソコンを起動、Windows も含めハードディスク上の全データを一括完全消去する強化版を実装した。またエンタープライズ版では、データを消去したパソコンに直接プリンタを接続、証明書を印刷できる“消去証明書発行機能対応”を装備している。

本ソフトウェアはNSA(米国家安全保障局)推奨方式での消去手法にも対応している。デンソー社より、社内の機密情報が保存されているパソコン廃棄のデータ消去ツールとして、当時出始めていた他社の消去ソフトを何種類か、検証してみたが、本ソフトがデータ消去の安全性において最も高いものと評価され、採用された。なお、本ソフトウェアの開発の前身は「DiskKiller Ver.1」モデルとして、2001年12月に開発している。