■ 本ソフトは、SSDが最良の状態になるよう「検査 & リフレッシュ」するソフトです。SSDには古いファイルがいつの間にか壊れる。使っているう ちに遅くなる問題があります。これを解決します。
● ファイルが壊れていないか調べるファイルチェック機能
知らない間に古いファイルが壊れていた!、SSDで最も不安な障害です。
ファイルチェック機能はSSD上の全ファイルを毎日検査して異常を検出します。SSDを安心して使うための必須機能 を提供します。
● SSDのメモリをリフレッシュし最良の状態を保ちます
SSDを構成するNANDフラッシュメモリは放置するとだんだん電気が抜けます。
「ECCフレッシュ励起機能」がこの問題を解決。電気の抜けかけたメモリをリフレッシュする機会をSSDに知らせます。
● SSD導入時の速度を維持し、寿命を延ばします
SSDブースターはGC(ガ ベージコレクション)というリフレッシュ機能を最良に保つ機能を 備えます。
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§Ver2.2(171106版)より速度分析機能と擬似ECCリフレッシュを実装
Ver2.2よりファイルチェック時にファイルのアクセス速度のグラフ化と擬似ECCリフレッシュを新実装しました。このグラフ化によりSSDのアクセス速度を一目でわかります。
NANDフラッシュメモリの特性は孔の開いたバケツと同じです。定期的にリフレッシュしないと水位を保持できません。
NANDフラッシュメモリは実際にはトランジスタで構成した一種のコンデンサです。
書き込み、正確にはイレーズするごとに酸化膜に高圧を掛けて電荷を入れます。この時に酸化膜に孔(クラック)が増えて行きます。孔が増え るご とに電荷が抜けやすくなります。つまり磨耗します。イレーズするほど電荷の保持時間が縮小します。
NANDフラッシュメモリのデータ保持時間は使用するほど短くなります。
メーカ行う保証は一般的にはデータ保持時間が一年以上ある状態を前提にします。これをTBW(トータル・ライト・バイトン)と言いま す。TBWで指定したデータを書いて磨耗しても一年はデータを保持できるという意味です。
では一年以上前のファイルは大丈夫なのでしょうか?不安が募ります。
最新のSSDはウェアレベリング(平滑機構)と言って内部でNANDフラッシュメモリを 均等に使うようにたらい回しにする機能があります。この機能が100%完璧に作動すればファイル損壊の心配は少なくなります。ですが、 ウェアレベリングがあるためファイルチェックが必須とも言えます。
知らない間にファイルの実体を保存するメモリを交換する機能がウェアレベリングですが当然交換の失敗を懸念できます。
メモリを交換チェンジする時に失敗したら知らない間にファイルの中身が消えていくことになります。
SSDブースターはこの不安を解決します。
SSDブースターはSSD上の全ファイルのチェックサムを事前に作成、こ れと比較します。
ファイルが知らない間に壊れているとチェックサムが食い違いファイルの損壊を検出します。
このファイルチェックはSSD上の全ファイルに対して行います。
SSD上のファイルはリフレッシュしないと徐々に電気が抜けていきます。
閾値を越えるとデータが読めなくなります。
この問題を回避するECC(自動エラー訂正)という機能があります。
読み取りエラーが起きたときにそれが軽微ならば訂正する仕掛けです。
ECCによる訂正限界までは訂正できます。
SSDが備える「ECCリフレッシュ」とはとはECCの訂正限界 の前にNANDフラッシュをフルチャージした状態にする機能です。
ECCリフレッシュの問題点はどのメモリの電気が抜けているかの管理が困難なことです。
「ECCリフレッシュ励起機能」はPCのアイ ドリング時にSSD上のデータを全て読む事によりリフレッシュの必要なメモリをSSDに教える事です。
「ECCリフレッシュ励起機能」はSSD上の全データを常に常に 安全な状態にします。
Ver2.2よりディスクのアクセス速度の分析機能を実装。グラフによりファイルの実際のアクセス速度を可視化し、明らかに遅いファイルを強制的にリフレッシュする機能を実装しました。この機能によりお持ちのSSDがECCリフレッシュを備えているかが判ります。さらに擬似ECCリフレッシュを実現します。
どんなSSDも使っているうちに必ず遅くなります。
■SSDとデフラグの考え方の説明 | ![]() | ![]() |
抄訳 基礎編 | ![]() | ![]() |
抄訳 最新技術編 | ![]() | ![]() |
■SSDの寿命/耐久性の説明、TBWの説明※寿命だけ詳細に説明 | ![]() | ![]() |
SDの寿命と耐久性、SLC,MLC,TLC, QLCの説明 | ![]() | ![]() |
SSDの寿命と耐久性、ECCの説明 | ![]() | ![]() |
下記に絵による説明をします。
SSDの内部でブロックという単位で管理しています。ブロックは通常は512KBの整数倍の大きさです。
この結果、SSDの内部では4KBと512KBの間で変換が生じます。
このブロックによりファイルに断片化が発生してブロックをまたぐと速度が低下します。
この変換を効率良く行うためデフラグと同じように内部でデータの再配置を行うGC(ガベージコレクション)という機能が必要とされま す。
GC:ガ ベージコレクション(GC: ゴミ集め)とはSSD用語でディスクの空き領域を整理整頓を指します。SSDの高級機ほどGCの機能を備えています。
これとは別にNTFSファイルフォーマットである限り、デフラグをしないと速度が遅くなります。
SSDを効率良く使うためにはこれらを考えてリフレッシュする必要があります。
SSDブースターはNTFSフォーマットレベルでGCを考えたデフラグを行い、GCのないSSDでも同様の効果を発揮します。もちろ ん、GCのある SSDでもより上位でGCを行うため SSDの 効率を上げます。
この図を見てわかるようにその日の更新分だけ最適化すればSSD内蔵のGCの効果を最大に引き伸ばし、NTFSの断片化による速度劣 化を防止できます。
SSDの改良が進み、SSDの速度低 下を克服してもNTFSフォーマットである限りは速度劣化現象が現れます。
「SSD Booster」はSSDを自動的にリフレッシュし、常に最良の状態にメンテナンスします。
自動実行機能を搭載し、ユーザは操作を意識する事なくSSDを最良の状態に維持します。
■ 最新のSSDの性能変化
MLC型の最盛期のSSDです。4Kバイトのアクセスで50%近い速度回復が見られます。
最新のSSDは弊社でのロードテストでは半年で30%ほどの速度低下がを感じます。
図の例ではライトが変化していますが新しい機種は総じてNTFSの断片化によりリードが遅くなる傾向があります。
どんなSSDも使っているうちに必ず遅くなります。
SSDの改良が進み、SSDの速度低下を克服してもNTFSフォーマットである限りは速度劣化現象が現れます。
「SSD Booster」はSSDを自動的にリフレッシュし、常に最良の状態にメンテナンスします。
自動実行機能を搭載し、ユーザは操作を意識する事なくSSDを最良の状態に維持します。
■ GC機能を装備と思われる廉価型のSSDの性能変化
この図は2014年現在の一般的な廉価型のSSDのリフレッシュ前と後のベンチマークの変化を表しています。ベンチマークの読み取りのスコアの低下を観測できます。最新型のSSDほど粘り強く性能を維持しますが、型が古くなるほど急速に速度劣化します。
GCを備えていると思われるSSDの特徴は、ライトの速度劣化がなく、リードが遅くなることです。
※動的な性能変化を敏感に捉えるベンチマークソフト「HD Tune Pro」にて観測しました。
■ GC機能を持っていないと思われる旧いSSDでの性能変化
2009年頃のSSDの測定です。空き領域の一片が一律4KBという極端な断片化をSSDに施しました。ライトの速度が1/13まで低下しているのが判ります。GCの機能がない、あるいは低いSSDではこのようにライドの速度低下が特徴と思われます。
※測定はCrystalDiskMarkを使用しました。CrystalDiskMarkは動的な変化の測定には向いていませんが、最大速度の測定に向いています。
■ キャッシュ型高速化ソフトによるSSDの性能変化
これはSSDブースターの姉妹品「プチフリバスター」を導入したSSDでのベンチマークのスコアの変化を測定したものです。SSD単体では判らない変化が高速化ソフトの導入で何倍にも増幅され観測できます。
※測定はCrystalDiskMarkを使用しました。プチフリバスターには4GBの十分なキャッシュメモリを割り振っています。CPU:Core i3機にて測定。
1.初心者向けの簡単操作
SSD Boosterは3つの機能、3つのボタンで構成されたとてもシンプルなソフトです。
どなたでも簡単に使えます。
■ワンタッチ画面採用。3つのボタンで実行、分析、自動設定できます。
2.1. 分析と整備
ここでは主導によるファイルチェックとディスクの分析の2つの機能を提供します。
この画面ではディスク内部のアクセスのない古いファイルの分布を分析します。
ディス クの中で実際に使っているファイルの総量比率を計算します。
ガベージコレクションを かけるタイミングをビジュアル化します。
2.2. SSDを手動でリフレッシュ
トッ プメニュー右のアイコンは「SSDの リフレッシュ」(ガベージコレクションを実施)の機能です 手動でガベージコレクションを掛ける場合はこちらから操作いたします。
初回インストール時はまずGCレベル4を1度お掛けください。
1度かけたら半年から1年は体感速度が遅く感じない限りはGCレベル4を掛けなくても大丈夫です。
頻繁にGCレベル4を掛けるとSSDの 寿命を損なう恐れがあります。
以降は手動でガベージコレクションを掛ける際はGCレベル1でお掛けくださ い。
2.3. SSD自動リフレッシュ機能
トップメニュー左のアイコンは「自動リフレッシュ」の機能です。
ここでは自動処理を指定します。
〆 ファイルチェックの自動実行を指定
・ファイルチェックを自動で行います。
・ECCリフレッシュ励起を自動で行います。
〆 リフレッシュの自動実行を指定
・一日に一度、24時間以内に更新のあったファイルを狙い撃ちしデフラグをか けます。
SSDのリフレッシュを全自動で実行します。この設定を入れると、以後SSDを自動で最適な状態に保ちます。 「自動実行」をONにすると、マウス、キーボードに加えCPUとディスクの使用率が15分の間 低いとアイドル状態になります。
スクリーンセイバーの設定をONにすると、指定した秒数の間入力がないとスクリーンセイバーが 作動し、SSDをガベージコレクションします。スクリーンセイバーに関する設定は次回パソコンの再起動からです。
リフレッシュは二度がけ防止機能装備。一度実行すると24時間は二度がけしません。
【スクリーンセイバー作動画面】
3.MyDefragをエンジンに採用
本ソフトはフリーウェアの「MyDefrag v4.3.1」をエンジンとして採用しています。
フリーウェアのデフラグソフト「MyDefrag v4.3.1」
をエンジンとしたミドルウェアとして構築したものです。
http://www.mydefrag.com/
「MyDefrag v4.3.1」の著作権はその作者のJ.C. Kessels氏に帰属します。
J.C. Kessels氏にはここに感謝の意を捧げます。
- アップデータは試用版と共用です。ライセンス登録しているPCでは試用版は最新の製品版として作動します。
- アップデートする方は、今までお使いの「SSDブースター」をアンインストールして、入れなおしてください。
- アンインストールの方法はコントロールパネルから[プログラムと機能]を選び、ここから「SSDブースター」と「MyDefrag v4.3.1」を選びアンインストールして完了です。
5.仕様・製品
型式 | メーカー希望小売価格 | JAN | 備考 |
ダウンロード版 | ¥3,999- | ダウンロード販売版です | |
|
■制限事項
WindowsがCドライブに入っているPCにて使用できます。
■対応OS
Windows 10, 8,8.1,7,VISTAそれぞれの32/64bit版
XPの32bit版。
ディスク容量:200MB以上の空き容量が必要
必要メモリ: 500MB以上の空きメモリが必要
——————— 更新履歴 ———————
・2019.10.04 Ver3(191004)。マルチドライブに対応。
・2017.12.02 Ver2.5.1.2(171202版)。除外リストにバグを発見修正。
・2017.11.30 Ver2.4.1.0(171130版)。Windows10はファイルOpen(アクセス宣言のこと)すると無条件に全ファイルを読むよう仕様がおかしくなているようです。このため大きいファイルほどOpenが異常に遅くなります。この問題を補正する機能を実装。
・2017.11.26 Ver2.4.0.4(171126版)。ファイルチェック時のアクセス速度のグラフ化機能実装。
・2017.11.12 Ver2.4.0.1(171112版)。ファイルチェックの除外リストのユーザ登録機能を実装。
・2017.11.09 Ver2.3.0.3(171110版)。C:\_D_dbg.txtというログがゴミとして残る問題を解決。
・2017.11.09 Ver2.3.0.2(171109版)。MS-C++のバグに対応。
・2017.11.07 Ver2.3(171106版)。総合的な改良を加える。
・2017.11.06 Ver2.2(171106版)を出荷開始。ベンチマーク機能追加。
・2017.10.15 Ver2.1.03(171015版)を出荷開始。タイムスタンプを変更せずに内容を変える判定外となるシステムファイルのリストを強化。おもにWindows10関連。
・2017.09.16 Ver2.1.02(170916版)を出荷開始。細かい改良を実施。
・2017.09.15 Ver2.1(170915版)を出荷開始。細かい改良を実施。
・2017.09.13 Ver2.1(170913版)を出荷開始。細かい改良を実施。
・2017.09.11 Ver2.1を出荷開始。試用版/アップデータから入手のこと。Ver2.1よりファイルチェックの自動実行機能を提供開始。
・2017.08.30 Ver2を出荷開始。試用版/アップデータから入手のこと。この後、Ver2.1をもって正式なメジャーバージョンアップの案内を出します。
・2014.07.03 WindowsのプリフェッチフォルダにGCをかけるのを止めました。PCの構成によってはプリフェッチフォルダにGCをかけるとMy Defragが終了する場合があります。これに対応しました。この症状が出る人は次の手順でアップデートしてください。
1)SSDブースターをアンインストール。およびMyDefragをアンインストール。
2) C:\Program Files\MyDefrag v4.3.1フォルダを手動で削除。
3)最新のSSDブースターをインストール。
・2014.06.28 スクリーンセーバの登録に動作不良を見つけ修正。Windowsのスクリーンセーバのファイル登録が8.3形式しか対応していないことを確認し対処。